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  ■操作説明書 p.1〜p.10
  □操作説明書 p.10〜p.19
  ■操作説明書 p.20〜p.29
  ■操作説明書 p.30〜p.39
  ■操作説明書 p.40〜p.48

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 ゲームの流れ

ここでは、このゲームの大まかな流れを説明しましょう。 基本的には、ワールドマップの移動とバトルを繰り返すことによって物語は進んでいきます。 ワールドマップ上では編成画面でユニットの編成をしたり、各拠点(青い拠点がすでに行った場所、赤い拠点がまだ行っていない場所です)で買い物や仲間を増やすことができます。 また、緑色の拠点は、ランダムでバトルが起こる可能性のある地点です。 新しい拠点ができたら、行く前に念のためにセーブをしておくとよいでしょう(セーブについてはP39参照)。

アタックチーム編成
P14
ワールドマップ画面
P25
イベント
バトル
P11〜

編成画面
P30〜
↑↓
酒場
P26〜
ショップ
P28
戦士斡旋所
P29


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 バトルについて・初級編

〔バトルの基礎〕
バトルの前には必ずそのステージの勝利条件が提示されます。 勝利条件を達成するとステージクリアになります(勝利条件はステージごとに異なります)。 このゲームでは、敵味方を問わずチャージタイム(CT)ゲージがMAXまでたまるとコマンド順が回ってきます。 このコマンド順のことをアクティブターン(AT)といいます。 素早さが高いユニットほどゲージのたまるスピードが早く、ATも数多く回ってきます。 1回のATで「移動」と「行動」が1度づつ可能です。 バトルにより、ユニットの成長に必要なEXP(経験値)と、ジョブの成長やアビリティ取得に必要なJP(ジョブポイント)が得られます。
※ユニットの行動順を確認するにはP19アクティブターンを参照してください。

〔画面解説〕
ユニットやターゲットを指定するときは、このカーソルを方向キー操作で動かして選択します。 カーソル位置の、そのマップ上での絶対的な高度を表示します。ユニットの立つ高さも戦闘に影響を及ぼします(詳細はP22参照)。
上から
HP(ヒットポイント)
MP(マジックポイント)
CT(チャージタイム)
を表示します。
敵味方別ユニットの名前、ジョブ、守護星座、ブレイブポイント、フェイスポイントを表示します。(守護星座、ブレイブポイント、フェイスポイントについてはP21参照)。
敵ユニットにはEnemy、ゲストユニットにはGuestの表示が顔の絵の上部に出ます。 青い●が味方ユニット、オレンジの●が敵ユニットを表します。

「AT」と表示されているユニットを動かすことができます。


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〔移動〕
「移動」を選択すると、ユニットの移動可能範囲が表示されます。 範囲内で移動したい場所を○ボタンで決定すると、ユニットがその地点に向かって移動を始めます。

〔行動〕
「行動」を選択すると、人間ユニットの場合「たたかう」と現在装着しているアビリティが表示されます(アビリティについてはP33参照)。 「たたかう」を選択した場合、ターゲットを決めて装備している武器で攻撃します。 攻撃範囲は武器によって異なります。 また、アビリティを選択すると現在使用可能なアビリティが表示されますので、選択し、決定します。 なお、アビリティによってはMPを消費するものもあります(アビリティの使い方はP15参照)。

〔待機〕
「移動」あるいは「行動」を終了した時点で「待機」することができます。 また、「移動」も「行動」もせずに待機することもできます。 「待機」を実行した場合はCTゲージが完全には消費されず、次のATが早く回ってくることになります。
<待機のみ>←<移動のみ、あるいは行動のみ〜待機>←<移動+行動あるいは行動+移動>
の順で、ATが早く回ってきます。

〔向きを決定〕
AT終了時にユニットの向く方向を決定します。 光が点滅する4方向から一つを選択、決定しますが、敵に背中を向けるのは危険です。 敵がどの方向から攻撃してくるかを考えて、ユニットの向く方向を決めましょう。


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〔オートバトル〕
味方ユニットの操作を、コンピューターに任せることもできます。 「オートバトル」を選択し、「マニュアル」以外の中からどういう働きをしてほしいかを選択してください。

マニュアル
 ・・・ プレイヤーがユニットを操作します。
生命を惜しまず戦え
 ・・・ 危険をかえりみず、果敢に選択した敵を攻撃します。
仲間を援護せよ
 ・・・ 危険をかえりみず、選択した味方を援護します。
消え行く生命を救え
 ・・・ HPの減った味方を優先的に回復します。
脱兎のごとく逃げよ
 ・・・ できるだけ安全な場所へ逃げようとします。

※「オートバトル」を解除するときは、味方のAT時、もしくは△ボタンでバトルの流れを中断し、カーソルでユニットを選択し「マニュアル」に戻してください。
 「オートバトル」で行動中のユニットには、グラフィック上に「AUTO」の表示が出ます。
※「ステータス」についてはP18参照

〔宝箱とクリスタル〕
HPが0になり、「戦闘不能」状態(P17参照)になったユニットは、そのまま放置しておくと、通常アイテムの入った宝箱かクリスタルに変化します。 味方ユニット(ゲストユニットを除く)が宝箱を拾うとアイテムが手に入り、クリスタルを拾うと拾ったユニットのHP、MPを完全回復できます。 また、クリスタルを拾った場合は元のユニットのアビリティを継承できることもあります(アビリティの継承についてはP35参照)。

〔ステージクリアとゲームオーバー〕
各ステージの勝利条件をみたした時点でステージクリアとなります。 勝利条件を満たせなかったり、主人公が死んでしまった場合はゲームオーバーです。 クリアした場合、ボーナスマネーや、時には戦利品が手に入ります。
ステージクリア後は、各ユニットの受けたダメージ等は回復します。 バトル中に回復させたい場合は、魔法やアイテム等のアビリティを「行動」(P12参照)で使用しなければなりません。


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 バトルについて・中級編

〔アタックチームの編成〕
アタックチームとは、そのバトルに参加するパーティのことです。 通常は、バトルに入る前にアタックチームを編成します。 アタックチームの人数は、主人公も含め最大5人です(ゲストユニットを除く)。 選択したユニットを、編成画面の高くなっているパネルに配置することによってパーティに参加させることになります。 また、高くなっているパネルの並び方は、バトルを行う場所によって異なります。

選択したユニット
そのバトルに参加できる
ユニットの最大数です。
そのバトルに参加できる
ユニットの残りの数です。
段が高くなった場所に
ユニットを配置できます。

基本的な編成方法

(1)自軍ユニットをスクロールさせて配置したいユニットを選びます。
(2)ユニットを配置したいパネルにカーソルを合わせて決定します。
(3)(1)と(2)を繰り返し、定員になったらSTARTボタンを押して終了します。
※STARTボタンを押すまではやり直しができます。すでに配置し終わったユニットを選択することによって、入れ替えも可能です。

アタックチーム編成時の操作方法
[L1][R1]ボタン
・・ 自軍のユニットをスクロールさせます。
□ボタン
・・ ステータスウィンドウを開き、ステータスを確認できます。
×ボタン
・・ ステータスウィンドウを閉じます。
△ボタン
・・ パネル上のユニットをサーチします。
○ボタン
・・ 決定。
 カーソルでユニットを選択し、2度押すとパネル上からキャンセルできます。
STARTボタン
・・ アタックチームの編成を終了し、バトルフィールドに移ります。

各ユニットのステータスの詳細については、P30参照。


注釈:
 下段の写真では白魔道士の C-EVの値が物理回避率 5%, 魔法回避率 5%となっていますが、実際には魔法回避率は 0%です。 ここ以外にも、操作説明書中の写真では C-EVの魔法回避率が 0%より大きくなっているものがありますが、 実際にはどのジョブでも魔法回避率は 0%になっています。


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〔アビリティの使い方〕

ユニットの行動時に「たたかう」以外のコマンドを選択すると、使用できるアビリティが表示されます。 そのとき射程範囲が表示されますのでターゲットを選択してください。 アビリティの射程範囲はさまざまで、中には本人にしか効果のないものもあります(アビリティについての詳細はP33参照)。

 

〔魔法のかけ方〕
アビリティの中でも、魔法のかけ方について説明しましょう。 魔法(黒魔法、白魔法、時魔法等)を使用する場合、ターゲットとして「ユニット」と「パネル」のどちらかを選択します。 ターゲットにするパネルに「ユニット」がいなければ、「パネル」を選ぶことになります。 また、魔法には射程範囲のほかに効果範囲も存在します。 ターゲット選択の際、射程範囲と効果範囲が色分けされて表示されるので、よく確認して決定しましょう。
※魔法のコマンドリストで赤く点滅しているものは、MPが足りない等の理由で使うことのできないものです。


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〔チャージタイムについて〕

「ファイナルファンタジータクティクス」では、魔法を入力してから発動するまでにある程度の時間(タイムラグ)が生じます(その時間の長さは魔法によって異なります)。 魔法にもチャージタイム(CT)が存在するわけです。 (チャージタイム中のユニットは「C」で表示されます。右写真参照)。 チャージタイムの間も時間は刻々と流れ、ATの回ってきたユニットは、敵味方関係なく行動をとることができます。 そこで、チャージタイムを活かした戦術が可能になってくるのです。 たとえば「パネル」に魔法をかけ、発動のタイミングに合わせて敵をおびき寄せると……?  他にもチャージタイムを活かした戦術を見つけてください。
※魔法以外にもチャージタイムを要するアビリティはあります。

≫ 方向キー右/左で ≫

上記の操作で、アビリティの発動がAT順で何番目になるのかが確認できます(味方は黒、敵は赤で表示されます)。
この画面の場合、「ファイア」はATで4番目、つまりユニット「メガレウス」の次に発動することがわかります。

●Ref … 「リフレク」で弾かれる魔法やアビリティを矢印で表示
 ※「リフレク」についてはP45参照。
●Turn … AT順における発動時点
 ※「Now」の場合はチャージタイムはありません。

※入力後にアビリティの発動時を確認するには、P19アクティブターンを参照してください。


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〔ステータス異常について〕

攻撃を受けたユニットはさまざまなステータス異常になることがあります。 ステータス異常には時間が経つと元に戻るものもあれば、自動的には回復しないものもあり、回復方法もそれぞれ異なっています。

 主なステータス異常

徐々にHPが低下していきます。アイテム「毒消し」「万能薬」や、魔法で回復。 睡眠 眠った状態で行動ができません。アイテム「万能薬」や、魔法の他、攻撃を受けると回復。
沈黙 魔法が使えなくなります。アイテム「やまびこ草」「万能薬」や、魔法で回復。 暗闇 物理攻撃の命中率が低くなります。アイテム「目薬」「万能薬」や、魔法で回復。
混乱 敵味方を問わず、自分以外の全てのユニットを攻撃します。アイテム「万能薬」や、魔法の他、攻撃を受けると回復。 チャーム 敵に魅了された状態で、味方ユニットを攻撃します。ダメージを受けると回復。
バーサク コマンド入力を受け付けず「たたかう」だけを続けます。魔法で回復。 死の宣告 カウントダウンの数字が表示され、ゼロになると戦闘不能になります。
ドンムーブ 移動できません(行動、待機は可能)。魔法で回復。 ドンアクト 行動できません(移動、待機は可能)。魔法で回復。
石化 石になってしまい、行動できません。アイテム「金の針」「万能薬」や魔法で回復。味方全員が石化になるとゲームオーバーです。 オイル 油まみれの状態で火に弱くなります。アイテム「万能薬」や、一度炎系の攻撃を受けると回復。
カエル 「たたかう」と、黒魔法「トード」しか使えません。アイテム「乙女のキッス」「万能薬」や、魔法で回復。 チキン ニワトリになって逃げ回り、戦闘に参加しなくなります。魔法で回復。このままステージ終了を迎えると、軍から離反してしまいます。
アンデッド HPを回復する魔法やアイテムにより、逆にダメージを受けます。アイテム「聖水」で回復。 戦闘不能 HPが0になった状態です。アイテム「フェニックスの尾」や、魔法で回復。


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 バトルについて・上級編

〔ステータスの確認〕

バトルを進める上で、敵味方のステータスを把握しておくことは非常に重要です。 ステータスを確認するには、知りたいユニットにカーソルを合わせ○ボタンで決定。 「ステータス」を選択するとユニットのステータスウィンドウを開くことができます。

AT時 AT時以外

ステータス画面

ステータスウィンドウで、○ボタンを押すとジョブレベル、さらにもう一度○ボタンを押すと修得アビリティや、ステータス異常を確認できます。 現在のジョブレベルや使用可能なアビリティはもちろん、ステータス異常などはそのまま戦局を左右する重要なステータス情報です。 こまめに確認するようにしましょう。



注釈:
 下段の画像にジョブレベルの一覧がありますが、ここにはゲーム中の設定では再現できない状況が示されています。 アイテム士のジョブレベルが1なのに白魔道士と黒魔道士にジョブチェンジできるようになっている点と、ナイトのジョブレベルが1なのにモンクにジョブチェンジできるようになっている点です。 また、見習い戦士の項目でジョブレベル3になるための必要Jpが300になっていますが、この値はゲーム中では400Jpになっています。


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〔メニューウィンドウ解説〕

バトル画面で△ボタンを押すと、メニューウィンドウが出ます。 アクティブターンやユニットリストといったバトルに必要なメニューと、操作環境の設定を行えるオプションの3つのメニューを選択することができます。

アクティブターン

ユニットの行動順と、すでに入力済みの魔法などの発動順や発動場所を確認できます。 ユニット名にカーソルを合わせて○ボタンを押すと、マップ上のそのユニットにカーソルが合います。 また、魔法などが入力済みの場合、魔法名(アビリティ名)が味方の場合は黒、敵の場合は赤で表示されます。 魔法名にカーソルを合わせて○ボタンを押すと、その魔法の発動場所を確認することができます。 アビリティが、いつどこで発動するかをこまめに確認しておけば、より戦略的なバトルが楽しめます。