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 □更新履歴と雑記(過去分) ■ 2008年 1月 〜 2010年 12月 ■ 2006年 3月 〜 2007年 12月

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 更新履歴と雑記 (2006年 3月 〜 2007年 12月)

□□□■■□□□ 2007 12/28 死都ヘ行きます
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に第4章 地下書庫 地下五階までのデータを追加しました。

 長らく調査を続けてきたアルテマデーモンについてもようやくデータが集まったので、 聖ミュロンド寺院礼拝堂のデータを仕上げ、勢いで一気にオーボンヌ修道院の地下書庫 地下五階まで解析を進めました。 メインシナリオ、残るは死都ミュロンドの4連戦のみです。

 イベントバトル解析を始めて、ここまで4年近くかかりました。 時にはラストバトルの舞台・飛空艇の墓場が果てしなく遠く感じられたこともありましたが、ようやく死都まで辿り着きました。 来年のなるべく早い段階で、まずはエンディングまで到達し、その後サブイベントの解析に入りたいと思います。
□□□■□■■■ 2007 12/ 1 たまには自画自賛
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に第4章 聖ミュロンド寺院と聖ミュロンド寺院広間のデータを追加しました。

 聖地ミュロンドの3連戦ですが、最初の2戦については比較的順調に調査が進み、思ったよりも早くページを作成できました。 現在は聖ミュロンド寺院礼拝堂の解析をしているところですが、こちらも順調にデータが集まっていて、 なんとか12月中には公開できそうです。

 今回、調査の効率を上げるために石化銃を手に入れようと思ったのですが (ラムザに装備させて戦闘中の会話が発生しないようにするため)、 ここで以前調べたランダムバトル解析のデータが役に立ちました。 石化銃はダークベヒーモスを密猟して手に入れるのですが、 ダークベヒーモスが最も多く出現するのがポエスカス湖にランベリー城から進入した時だと分かっていたからです。 しかも運良く1体密猟しただけでレアな石化銃を手に入れることができました。 ディープダンジョンまで到達できれば密猟には困らないのですが、 私のような変わった進め方をしている者には、ランダムバトルの解析も結構役に立つのではないかと思います。
□□□■□■■□ 2007 11/17 思い通りにならないこと
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に第4章 イグーロス城のデータを追加しました。

 また、これに併せて攻略本データ集>FFT公式攻略本のイグーロス城の項目も修正しました。

 イグーロス城のダイスダーグやアドラメレクは使用できるアビリティの数は多いものの、ザルエラと違って独自のアビリティを持っていないので、 楽に調査が進むかと思っていましたが、結局今回も1つ謎が残ってしまいました。 ダイスダーグのジョブ「ルーンナイト」のジョブコマンドは「剣技」で、これは聖剣技と剛剣の複合アビリティなのですが、 それらのアビリティのうち、なぜか「乱命割殺打」だけが確認できなかったのです。
 「乱命割殺打」と効果範囲や威力の近いアビリティとして「北斗骨砕打」があり、こちらは頻繁に使ってくるのですが、 敵・味方の配置位置やステータス耐性などを色々工夫してみても、どうしても「乱命割殺打」は確認できませんでした。 仕方がないので、今回は一応「乱命割殺打」は使わないらしい、という記述にしておきました。
 他にも使用率がかなり低かったのが「咬撃氷狼破」で、最初はこれも使わないんじゃないかと思っていたのですが、 ダメージ量を調整したり魔法のチャージ中を狙わせたりすることで、ようやく使用を確認できました。 敵のAIというか行動アルゴリズムが、プレイヤーの予測する最も効率のいい手とは一致しないことがありますが、 ダイスダーグのように使用できるアビリティの数が多いユニットの場合は、特にその傾向が大きいようです。

 イベントバトルの解析は、引き続き聖地ミュロンドの3連戦にとりかかる予定です。 ランベリー城城内の時に先送りにしたアルテマデーモンの解析などがあり、ここも時間がかかりそうですが、 本年中か、遅くとも来年1月中には公開できればと思っています。
□□□■□■□■ 2007 10/21 それぞれの限界点
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に敵の撤退条件を追加しました。

 以下のページに、敵の撤退条件として「HPが約 26%以下になると…」といった形で撤退条件を追加してあります。 (ランベリー城は前回更新で追加済みですが、参考までに載せてあります。)

 第1章:風車小屋 (26%)
 第2章:ゼイレキレの滝 (21%)、ゴルゴラルダ処刑場 (21%)
 第3章:ルザリア城裏門 (21%)、地下書庫 地下三階 (21%)、城塞都市ヤードー (21%)、リオファネス城城門前 (41%)・城内 (26%)・屋上 (21%)
 第4章:自治都市ベルベニア (16%)、ランベリー城城門前 (21%)・城内 (11%)

 撤退の厳密な条件式は以下のようになります。

 ・HPが、「(最大HP + 1) * 上記の定数」 未満になると撤退

 ご覧の通り、撤退の条件となる定数は、上は 41%から下は 11%まで、戦闘ごとにまちまちで、ここにも登場するユニット毎の個性が見えるようです。 中でも、戦闘不能になる直前まで耐えるのがランベリー城城内のエルムドアです。 人間の姿のままで勝ちたいという執念があったのでしょうか。 ここまで撤退条件にバリエーションがあるとは私は思っていなかったので、今回の調査は面白かったです。
□□□■□■□□ 2007 9/30 山場を越えて
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に第4章 ランベリー城地下墓地のデータを追加しました。

 個人的にイベントバトル解析最大の山場と考えていたランベリー城について、ようやくデータをまとめ上げることができました。 死の天使ザルエラについても、アンデッドのナイトについても、おおむね満足のいくデータがとれたと思っています。 ただ、私にとっての FFT最大の謎「グラビジャ」については、今回の調査でも使用するところを確認できませんでした。
 FFT公式攻略本には、ザルエラ専用のジョブコマンド「ジャ魔法」のひとつとして、「グラビジャ」の名前が載っており、 「重力系の最上級魔法。ユニットの HPを1にする」と解説されています。 ですが、私は FFTを 10年に渡ってプレイしつづけてきて、いまだにザルエラがこのグラビジャを使用するところを1度も見たことがありません。 他のジャ魔法はすべて確認できましたが、グラビジャだけは今回も確認できませんでした。 単に私の調べ方が甘いだけなのでしょうか……。

 その代わりというわけではありませんが、今回ランベリー城の解析をしていて新しくわかったことがあります。 戦闘終了時のボーナスの額についてです。
 ボーナスは大抵の場合、「戦闘開始時の敵のレベルの総計 × 100ギル」で決まります。 しかし、いくつかのイベントバトルではこれよりも多い額のボーナスが手に入ることがあります。 この理由が私には今までわからなかったのですが、 ボーナスの計算には「戦闘開始前のイベントに登場し、戦闘開始時にはいなくなってしまうユニット」の分も計算に入っていると考えると、 うまく解釈できることがわかってきました。
 例えば、ランベリー城地下墓地のボーナスは「(戦闘開始時の敵のレベルの総計 + 43) × 100ギル」になっています。 そして、戦闘開始前にエルムドアがザルエラに変身するイベントが発生します。 そこで、変身前のエルムドアのレベルが 43であると仮定すれば、ボーナスは戦闘前のイベントも含め、 「マップ内に登場した敵のレベルの総計」で決まると考えることができます。 ランベリー城城内のエルムドアのレベルが 41、ザルエラのレベルが 44なので、 地下墓地のエルムドアがレベル 43であると仮定することにさほど無理はないでしょう。
 この点については、今まで調べたイベントバトルの分にもさかのぼって、すこし考察してみたいと思います。

 もうひとつ、わかったことというか今まであいまいにしていたけど今回詳しく調べてみたことがあります。 瀕死になると撤退するユニットの、正確な撤退条件です。
 私は今までは、瀕死になると撤退するユニットの正確な撤退条件、つまり HPが最大 HPの何%以下になった時点で撤退するのかについて、 詳しいことを調べてこなかったのですが、ランベリー城城門前のセリア・レディの撤退条件と城内のエルムドアの撤退条件が 明らかに違うことに気付き、条件の詳細な調査を行いました。
 その結果、城門前のセリア・レディが最大 HPの 4/19(約 0.21)未満、城内のエルムドアが最大 HPの 1/9(約 0.11)未満になると 撤退することがわかりました。 条件値が妙に半端ですが、おそらくこの値で間違いないと思います。
 この点についても、第1章 風車小屋のウィーグラフや第2章 ゼイレキレの滝のガフガリオンなどに対して調べなおしてみようと思っています。

 そして、イベントバトル解析はイグーロス城のダイスダーグ・アドラメレク戦へ続きます。
 現在のイベントバトル解析は 2004年の4月に始めたもので、そこから今回のランベリー城のザルエラ戦まで3年半ほどかかりました。 残るバトルは本編が 10ヵ所、サブイベントが 7ヵ所です。 おおざっぱな見通してすが、今から1年後までには残る 17ヶ所すべてのイベントバトルのページを完成させたいと思っています。
□□□■□□■■ 2007 8/31 万魔殿に積もる謎
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に第4章 ランベリー城城内までのデータを追加しました。

 今回はランベリー城城門前と城内について解析を行いましたが、結局いくつか疑問が残ったままになっています。

 一番分からなかったのは、セリアとレディが「封印」を使う条件です。 前回更新時に「アサシンの『仕手』は城門前と城内で内容が違うらしい」と書きましたが、 これは城門前では使用を確認できた「封印」を、城内では確認できなかったためです。 ですが、その後城門前で再検証しようと思ったら、今度は城門前でも2人が「封印」を使ってくれなくなってしまいました。 以前は城門前で「封印」を使ってきたことは確実なのですが、どうして使ってくれなくなったのかさっぱり分からないので、 とりあえず今回は「城門前では封印を使う・城内では封印を使わないらしい」というあいまいな形で公開してしまいます。 私としては不本意なのですが、ここで足踏みしているわけにも行かないのでこの点は妥協させていただきました。

 また、精度の面で突き詰めきれていないのがアルテマデーモンのパラメータ補正率・成長率です。 こういった「味方の最高レベルに合わせてレベルが変動するタイプの、仲間にできないユニット」のパラメータを調べるのはものすごく手間がかかります。 アパンダについてはほぼ確実な値を特定できたのですが、アルテマデーモンについては今回はレベルが固定(39と40)なので、 その時のパラメータを何十回か調べて、その統計結果をそのまま載せました。 この先の「聖ミュロンド寺院礼拝堂」の調査をするときに必要になることなので、その時詳しく調べることにします。

 そして次はランベリー城地下墓地の解析です。 ここにも死の天使やアンデッドのナイトといったクセの強いユニットが登場するので、まずはじっくり取り組んでいこうと思います。
□□□■□□■□ 2007 8/ 6 万魔殿
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス 攻略本データ集にデータを追加しました。

 追加したデータはランダムバトルに関する部分で、今まで不明瞭だったので書けなかったスペシャルバトルの発生条件などについて言及しています。 正直、今更10年前の攻略本の細かい正誤情報なんかあんまり必要とされてないんじゃないかという気もするのですが、 多分こんなテーマに取り組んでいる人も他にいないだろうし、これからも気がついた点があったらちょっとづつデータを追加していこうと思っています。

 現在はイベントバトル解析の続きとして、ランベリー城城門前〜城内についての調査を行っています。
 ランベリー城がゲーム中屈指の曲者ぞろいの場面だというのは覚悟していましたが、既に想像以上の結果が出ています。 「アサシンの『仕手』は城門前と城内で内容が違うらしい」とか「アサシンが城内でセットしている『投げる』は普通の忍者の『投げる』と違う」とか 「エルムドアは Lv.96以上になると「乱の炎(塵地螺鈿飾剣)」を使い出す」とかいった、細かいけど自分としては新発見の情報が続々と出てきます。 ランベリー城はまさに万魔殿といった雰囲気です。
 ただ、あんまり細かいところに深入りしすぎると本当に調査が先に進まなくなりそうなので、 これらのデータは切りのいいところまでまとめて、今月中を目処に公開する予定です。
□□□■□□□■ 2007 7/29 ランダムバトル完結編
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にドルボダル湿原のデータを追加しました。

 ドルボダル湿原はゲーム中最後に登場するランダムバトル用マップで、ランダムバトルでは唯一うりぼうが出現します。 ドルボダル湿原を含め、ランダムバトルではポーキーとワイルドボーは出現しませんし、 ディープダンジョンでもポーキーは出現しますがワイルドボーは出現しません。 やはり、ワイルドボーは仲間モンスターのポーキーが産む卵からしかゲーム中に登場しないようです。

 そして、今回の追加で、ランダムバトルの全195パターンが出揃いました。 去年の10月から足掛け10ヶ月間ずっとランダムバトルばっかりやっていましたが、調査はいったんこれで完結とします。 まずは、攻略本「FFT大全」「FFT公式攻略本」の関連項目をチェックして、 その後ランベリー城で中断していたイベントバトル解析を再開したいと思います。
□□□■□□□□ 2007 7/18 データの訂正
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス 敵の投げる武器一覧表の書き間違いを訂正しました。

 訂正箇所は、Lv.95とLv.96で敵の投げる槍の種類です。

 Lv.95 (誤)竜の髭 → (正)ホーリーランス
 Lv.96 (誤)ジャベリン2 → (正)竜の髭

 これ以外の箇所は、投げる武器の種類・優先順位ともに変更はありません。
 手元の調査記録では(正)の方のデータが残っていたのですが、単純にそれをHTMLを書き直す時に間違えたようです。 今までずっと誤ったデータを公開しつづけてしまい、申し訳ありません。
□□□□■■■■ 2007 7/16 ランベリー城を越えて最終局面へ
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にゲルミナス山岳・ポエスカス湖のデータを追加しました。

 今回追加した2拠点にも、前回追加のフィナス河同様、ランベリー城の3連戦後に追加されるパターンがあります。 このタイミングは、例えばショップに最後の販売品「シーフの帽子」が追加されるタイミングでもあり、 儲け話が最後に追加されるタイミングでもあります。 そして、最後のランダムバトル拠点「ドルボダル湿原」が出現するタイミングでもあり、 ゲームが最終局面に向けて大きく動くタイミングであるといえそうです。

 ゲルミナス山岳やポエスカス湖については、特徴的なパターンがいくつかあります。
 ゲルミナス山岳では、有名なスペシャルバトル「石化銃や魔法銃を装備したアイテム士・話術士5人組」が発生します。 入手手段が極めて限られている魔法銃が何度でも手に入れられるということで、ある意味ランダムバトルの中でも最も重要なパターンといえるかもしれません。
 ポエスカス湖は全体的に敵の数が多く、特にベヒーモス系モンスターが多くのパターンに組み込まれています。

 調査はいよいよドルボダル湿原の番で、これが終わればランダムバトル解析はひとまず完結の予定です。
□□□□■■■□ 2007 6/30 タイジユ体制発足
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にベッド砂漠・フィナス河のデータを追加しました。

 それと、「タイジュ」はすべて「タイジユ」に修正しておきました。

 先日の雑記に書いたとおり、フィナス河のランダムバトルは非常にユニークです。 赤チョコボやマインドフレイアの大群、ウッドマン系+モルボルグレイトなど、他の拠点ならスペシャルバトルとしても通用しそうなパターンがいくつもあります。 それに比べると、ベッド砂漠のパターンは比較的オーソドックスで、ランベリー城の3連戦後に追加されるパターンもありませんでした。 調査のほうは、残り3拠点を順番に進めていく予定です。
□□□□■■□■ 2007 6/18 フィナス河で途方に暮れる
 今回は更新はありません。 雑記というか私の独り言だけです。 ランダムバトル解析の続きとして、フィナス河の解析を始めたのですが、色々新発見があったのでとりあえずそれらを紹介します。

 1つめは、フィナス河のランダムバトルは他の拠点と比べて、一度に出てくるユニット数が明らかに多いこと。 マップ自体もゲーム中ではかなり広い部類に入るので、そのせいもあるのかもしれませんが、 他の拠点のランダムバトルではほとんどの場合ユニットは最大6〜7体までしか登場しないのに対して、 フィナス河では最大9体までのパターンがほとんどです。

 2つめは、フィナス河のランダムバトルには第4章後半にならないと発生しないパターンがあること。 具体的には、フィナス河のイベントバトル終了直後に発生するパターンに加え、ランベリー城の3連戦後に初めて発生するパターンがあります。 以前にも書きましたが、私は第4章開始時以降にランダムバトルのパターンが追加されることはないだろうと思っていたので、今回の結果は予想外でした。

 3つめは、フィナス河での解析中にたまたま気づいた、今回一番ショックだったことです。 モンスターの種類で『タイジュ』というのがいるかと思うんですが、実はこれは『タイジュ』ではなく、よく見たら『タイジユ』だったんです。 小さい『ュ』ではなく、大きい『ユ』なんです。 PS版も PSP版も『タイジユ』です。

 ……少なくとも私はここ 10年間、ずっと『タイジュ』だと思い込んでましたし、うちのサイトの記述も全部『タイジュ』です。 攻略本でも『タイジュ』だし、ネットでもほとんどのサイトで『タイジュ』と記述されています。 でも本当は『タイジユ』なんです。

 気がついてしまった以上、とりあえずうちのサイトの分は直そうかと思うのですが、正直『タイジユ』で世間に通用するのでしょうか?  下手に直したらかえって検索に引っかからなくなったりしないかとか色々考えてしまい、私は今途方に暮れているところなのです。

 ちなみに、PSP版に合わせて最近発売されたエンターブレインの攻略本には、堂々と『タイジェ』と書かれていました。
 『タイジェ』……
□□□□■■□□ 2007 6/13 14人の侍
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にユーグォの森・グローグの丘・ドグーラ峠のデータを追加しました。

 今回はまとめて3拠点分のデータを追加。 これで、第3章までに出現する拠点の調査は終わりました。 残る拠点は、ベッド砂漠・ドルボダル湿原・フィナス河・ポエスカス湖・ゲルミナス山岳の5ヶ所です。
 今年 1/7の更新時には「今年の前半中には全拠点について一通り調査が終わりそう」と書きましたが、 現状では今月中に調査終了にはいたらなさそうです……。 が、遅くとも7月中には全拠点のデータを揃えたいと思っています。

 今回の調査で面白かったのは、ユーグォの森のスペシャルバトルで7人の侍が出てくるところです。 私は最初、単純に侍が必ず7人出てくるだけのバトルだと思っていたのですが、装備品を詳しく調べていくと、 一人一人の侍の刀が独自に設定されており、バトルには全部で14人の侍からランダムに7人が選ばれて出現することが分かりました。 ランダムバトルのユニットに、ここまで装備品でユニットに個性付けされている例は他になかったので、貴重なパターンといえると思います。
 逆にいえば、装備品に注目していなければ、私はこのパターンの特異性に気づかなかったかもしれないわけで、 これからの教訓にもなった解析でした。
 残念といえば残念なのは、14人全員が市販品の刀しか装備していなかったことですね。 14人のうち一人でも正宗とか持ってたらもっと面白かったのですが。

 ところで PSP版ですが、現在第4章でベスラ要塞へ向かうところまで進めました。 急いでクリアしようとは思っていないので、変に細かいところを気にしながらやっているのですが、 PS版のデータ・システム面で違和感のあったところは一つ一つ修正されているようです。

※例:風水術のヘルプメッセージ中の発動地形で、「吹雪」から氷が、「突風」から空が消えている。
 これらの地形は、実際にはゲーム中に登場しないから。

 攻略本もいろいろ出揃ってきたので一通り買って読んでみたいのですが、さて、今回の本の出来はどうなんでしょうか……?
□□□□■□■■ 2007 5/ 2 これからもPS版
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にバリアスの谷のデータを追加しました。

 前回更新から間が空いた割には追加データは少ないのですが、とりあえず第2章までに出現する拠点の調査は終わりました。 次の調査はグローグの丘とドグーラ峠を予定しています。

 そして、今月はいよいよPSP版FFTが発売されます。 追加要素も色々あるようで、私も期待していますが、それはそれとして、私としては現在のPS版の調査はこのまま続けていくつもりです。 PSP版そのものの解析にも興味はありますが、 おそらくそういったものは今後発売されるゲーム雑誌や攻略本、それに他のファンの方々が手がけてくれると思うので、 私は、とりあえずPS版で調査したいテーマが何も思いつかなくなるまでは、PS版の調査を続けていこうと思います。

 ちなみに、現在進行中の調査テーマは、大きなものだと「イベントバトル解析」と「ランダムバトル解析」の2つなのですが、 それ以外にも「アクションアビリティの再調査」「敵のレベルと装備品の関係の調査」「モンスターや敵限定ユニットのパラメータ成長率等の調査」 「調査じゃないけどモンスターの顔アイコンも作りたい」などなど、アイディアだけは色々ためこんであります。 今後もこれらのテーマを思いつくままに一つ一つこなしていきたいと思います。
□□□□■□■□ 2007 3/24 出現率 44/48のランダムバトルモンスター情勢
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にバリアスの丘・ツィゴリス湿原のデータを追加しました。
 他、数点データを修正した個所があります。

 データの修正個所は以下の通りです。

・FFT マップ集 第2章のうち、ツィゴリス湿原とバリアスの谷の画像データを更新しました。
 それぞれ水深表示の間違っているパネルがあったため、これを修正したものです。

・FFT イベント進行表 第4章のうち、イベント『花売りの少女』のページを更新しました。
 花売りエアリスのセリフが1ヶ所間違っていたため、これを修正したものです。

 ランダムバトルについては、今回の2ヶ所の調査で、ランダムバトル発生マップ全19ヶ所のうち10ヶ所が終わりました。 ようやく折り返し地点といったところです。

 今までのところ、第2章で登場するマップでは、パターンの追加時期については第4章開始時に集中しており、この先のマップでも、 どうも他のタイミングでパターンが追加されることはなさそうな気がします。 他に判明しているパターン追加タイミングは「第1章 イベントバトル「レナリア台地」終了後」「第2章開始時」の2ヶ所のみで、 これらに「第4章開始時」を加えた3ヶ所に収束していきそうです。

 出現ユニットについては、特にバリアスの丘は出現するモンスターの種類が多く、ダークベヒーモスやヒュドラ・ハイドラといったレアモンスターも出現します。 他のマップも含めると、モンスター全48種類のうち、現在までに うりぼう系とモルボルグレイト以外の44種類についてはランダムバトルでの出現が確認されています。 ティアマットについては今回の更新ではランダムバトル出現ユニット一覧には載せていませんが、既にバリアスの谷に出現することがわかっています。 はたして、ランダムバトルで うりぼうやモルボルグレイトに出会える日は来るのでしょうか……?
□□□□■□□■ 2007 3/ 4 ハイレベルな人たち
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にアラグアイの森・ゼイレキレの滝のデータを追加しました。

 今回は重要な発見がありました。 私は今まで「ワールドマップのランダムバトルでは、スペシャルバトル以外で味方よりレベルの高い敵は出てこない」と信じていたのですが、そうではなかったのです。

 味方よりレベルの高い敵は、アラグアイの森・ゼイレキレの滝の両方で出てきます。 しかもアラグアイの森の場合、第2章でランダムバトルが発生するようになるのと同時に出現します。
 レベルが高いといっても、味方の最高レベル+3〜5程度ですからゲームの難易度に大きく影響するものではありませんが、 こういった敵はスペシャルバトルでしか出てこないと私は思い込んでいたし、実際今まで調べたマップには1体もいなかったので、 2マップで相次いで確認されたのは私にとっては大きな衝撃でした。

 スペシャルバトルについても、ゼイレキレの滝では「レベル=味方の最高レベル+30」の敵が登場することがあります。 これは私の確認している敵レベルの最大値で、ディープダンジョンでさえ敵レベルの最大値は「味方の最高レベル+27」であることを考えると、 この敵がいかにレベルの高い敵かが分かると思います。

 また、アラグアイの森では、戦闘終了後に戦利品としてハイポーションが入手できるパターンが確認できました。 ランダムバトルでごく稀に戦利品が手に入ることは以前から知られていて、私も経験があったのですが、 今回その条件を突き止めることができたのも私にとっては収穫でした。

 調査のほうは、引き続き第2章で登場するバリアスの丘・ツィゴリス湿原・バリアスの谷の順に行っていく予定です。
□□□□■□□□ 2007 1/ 7 今年の最初の目標
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にレナリア台地・フォボハム平原のデータを追加し、出現ユニット一覧を作成しました。

 今回も並んでいる拠点を2ヶ所同時に調査しました。 これで第1章に登場する拠点は一通り調査が終わった事になります。 また、ランダムバトルのデータもある程度揃ってきたので、出現ユニット一覧も作ってみました。
 次の追加は、アラグアイの森とゼイレキレの滝を予定しています。

 前回更新時に、「第4章開始時以外にシナリオの途中で発生パターンが増えるタイミングは、今のところ第1章のイベントバトル「レナリア台地」終了後しかわかっていません」と書きましたが、 今回、新たに第2章のイベントバトル「貿易都市ドーター」終了後に追加されるパターンがあることがわかりました。 実質的には第2章開始時の追加ということになります。

 調査前から予想はしていたことですが、パターンが新たに追加されるタイミングを精密に調べるのは非常に手間がかかります。 各パターンに登場するユニットの調査がランダムバトル解析のメインデータのつもりなのですが、今回はそれよりも追加タイミングの調査の方が時間がかかったほどです。 ですが、第1章に登場する拠点の調査が終わり、これからは第2章以降についてだけ調べていけばいいわけで、これで調査のペースも多少上がるのではないかと思っています。

 ランダムバトルの解析を始めたのは昨年の10月で、それから約3ヶ月で6拠点、全19拠点のうちの約 1/3の調査が終わった事になります。 このペースで調査が進めば、今年の前半中には全拠点について一通り調査が終わりそうです。 これを、今年の最初の目標としたいと思います。
□□□□□■■■ 2006 12/ 3 すべてが開放されるとき
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にゼクラス砂漠・ベルベニア活火山のデータを追加しました。

 今回の調査箇所は拠点が2ヶ所ならんでいる場所だったので、両方まとめて調査してみました。 次の追加はレナリア台地とフォボハム平原を予定しています。

 これで全19拠点のうち4拠点の調査がとりあえず終わったわけですが、おかげでいろいろとデータの傾向も見えてきました。 その中で特に気になったのが、発生パターンの追加タイミングについてです。
 シナリオの進行に従ってランダムバトルの発生パターンが少しづつ増えていくことは以前から分かっていましたが、 その追加タイミングは第4章の開始時にかなり集中しているようです。 今回の調査範囲でいえば、特にベルベニア活火山は拠点の出現自体が第4章開始時なので、拠点出現=スペシャルバトルも含めた全パターン開放となります。 第4章開始時以外にシナリオの途中で発生パターンが増えるタイミングは、今のところ第1章のイベントバトル「レナリア台地」終了後しかわかっていません。 個人的には、シナリオが1章進むごとにパターンが1つづつ増えていくような仕組みを予想していたので、これは意外でした。
 もちろん、これで第4章開始時に全パターンが開放されると証明されたわけではないので、 これからもパターンの追加タイミングには気をつけて調査していきたいと思います。
□□□□□■■□ 2006 10/29 完成度 22/195のワールドマップ情勢
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧にスウィージの森のデータを追加しました。

 FFTのワールドマップには、ランダムバトルの発生する拠点が19ヶ所あり、 そこで発生するランダムバトルの全パターン数は、全部で195種類あると私は予想しています。 そのうち、ランダムバトル一覧に登録したものはまだ22種類にすぎません。 すべてのパターンを見切るまでにはかなり時間がかかると思いますが、気長に解析を続けていこうと思っています。
□□□□□■□■ 2006 10/22 方針転換
 今まで続けてきたFFTイベントバトル解析をちょっと休止して、ランダムバトルの解析を始めてみました。

 研究室…ファイナルファンタジータクティクス ランダムバトル一覧ページを新設しました。

 当初は、前回更新の時にも書いたとおりランベリー城のイベントバトルの解析をするつもりだったのですが、 ネットでFFTの話題を見ていても、イベントバトルに比べてランダムバトルは詳細に説明されている事が少なく、 自分自身の理解も足りていない部分があると思ったので、今回ランダムバトルについての研究を始める事にしました。

 また、この機会に、以前から置いてあったディープダンジョンバトル一覧もフォーマットを見直して、書き改めてみました。
 そのため、今回新規に公開したデータは、ランダムバトル全般の特徴についてと、マンダリア平原に登場するユニットのパターン集だけですが、 調査できたものから順次追加していくつもりです。
□□□□□■□□ 2006 9/19 ポエスカス湖の怪奇現象
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に第4章 ポエスカス湖までのデータを追加しました。

 今回の追加部分は、ストーリー本編とはあまり関係ない場所ですが、その割には結構変わったユニットが登場します。

 ゲルミナス山岳では山賊・爆裂団に襲われますが、前回更新のときにも書いたとおり、 なぜか Faithが 80と 81もある弓使いが登場します。 マップ上で座標順に振った番号でいうと 2番目と 5番目のユニットですが、 その前のベスラ要塞水門前にも番号で 2番目と 5番目のユニットが Faithが 80と 81に設定されています。
 水門前の場合、Faithが高く設定されているのは二人とも黒魔道士なので違和感はないのですが、 ゲルミナス山岳の弓使いの Faithが高く設定されている理由はどうもよくわかりません。 やはり、これは単なる設定ミスなのでしょうか……。

 その後のポエスカス湖では、さらに変わったユニットが登場します。 ひとつは、イベントバトルとしては非常に珍しく、味方の最高レベルより高いレベルの敵が登場すること。 もうひとつはアクションアビリティに「チャージ」を2つつけた弓使いが登場することです。 詳しい理屈はポエスカス湖のページに書きましたが、同じジョブコマンドを2つセットしたユニットは、おそらくここでしか見られないものでしょう。

 そして、その後に続くのはランベリー城の3連戦。 アサシン・アパンダ・正宗と源氏の装備品に身を固めたアークナイト・アルテマデーモン・アンデッドのナイト・そして死の天使といった特殊ユニットが立て続けに登場します。 おかげで非常にめんどーくさい解析作業になりそうです……。
□□□□□□■■ 2006 8/10 ベスラ要塞の個性的な面々
 前回更新から時間が空いてしまいましたが、FFTのイベントバトルのデータを追加しました。

 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に第4章 ベスラ要塞のデータを追加しました。

 ベスラ要塞には他の戦闘では見られない特徴的なユニットが登場します。
 ひとつは城壁南に登場するナイトの1人で、なぜかジョブレベルが見習い戦士1・アイテム士1しかありません。 つまり、ナイトであるにもかかわらずナイトになるのに必要な条件を満たしていないわけで、当然ナイトのアビリティは1つも使用できません。 このようなユニットは、今のところはここのナイトしか確認できていませんが、他の戦闘でも登場するかもしれません。
 もうひとつは水門前に登場する黒魔道士の2人で、Faithが 80と 81という非常に高い値に設定されています。 通常、汎用ユニットの Braveと Faithは 45〜74の範囲で設定されており、特殊ユニットでも Faithが 80以上あるのはアルマ (Faith 87)ぐらいです。 ジョブレベルも高く設定されており、水門という要所を守っているだけに、魔道士として非常に優秀な設定になっているようです。

 というところまで書いておいてから、少しだけ先のイベントバトルを見ていたのですが、なぜかゲルミナス山岳の山賊・爆裂団のメンバーにも Faithが 80と 81の敵がいました。 これはさすがにただの設定ミスではないかと思うのですが……。
□□□□□□■□ 2006 4/22 「盾装備可能」=「鎧装備可能」?
 今回の更新もFFTのイベントバトルについてです。

 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に第4章 ベッド砂漠までのデータを追加しました。

 私はここ2年ほど、FFTの解析のメインテーマとして今回のようなイベントバトルの解析を続けています。 そのデータ収集の一環として、各バトルに登場するユニットのレベルや HPなどのパラメータ、装備品とセットしているアビリティなどを記録しているのですが、 最近作業中に気づいた疑問点を、この場を使って紹介します。

 FFTをある程度やり込んだ方はお気づきのことと思いますが、このゲームではあるレベル以上になると敵の装備できるアイテムの種類が減っていくことがあります。
 どういうことかというと、例えば、

・弓使いは弓と自動弓を装備できるはずなのに、高レベルの弓使いは「自動弓装備可能」をセットしていない限り自動弓を装備していない。
・服とローブを装備できるはずの魔道士系ジョブの敵が、高レベルになるとローブしか装備しなくなる。
・同様に、ナイトや竜騎士といった鎧とローブを装備できるはずの敵が、高レベルになるとローブしか装備しなくなる。

などといったことです。
 私も以前からこのような現象は把握していたのですが、最近の調査で、 高レベルの敵ナイトも「盾装備可能」をセットしているときに限って鎧を装備して登場する、ということがわかってきました。 なぜこのような現象が起きるのか理由はよくわかりませんが、「盾装備可能」と鎧装備との関係はほぼ間違いないようです。
 そして、敵が「盾装備可能」なしでは鎧を装備できなくなるレベルは、今まで調べたところでは 31であるようです。 敵はレベル 30までは白のローブを、レベル 31から黒のローブを装備するようになるのですが、 もしかしたらそのことと関係があるのかもしれません。

 こんな風にしてしょっちゅう調査が横道にそれていくので、メインのはずのイベントバトル解析がなかなかはかどらなかったりもするのですが、 のんびり少しづつ解析を続けて、とりあえず今年中にメインシナリオの解析が一通り終わればと思っています。
□□□□□□□■ 2006 3/7 はじめての更新履歴といままでとこれから
 あらためましてこんにちは、「真珠星」管理人の岡本深夜と申します。
 4年ほど前に開設して以来、私の不精のせいで、うちのサイトには管理人紹介とか掲示板とかリンク集とかいったものがなんにもなかったのですが、 いいかげん更新履歴ぐらいは残しておかないとサイトを見る人もわかりにくいかと思ったので、今年から更新履歴をつけることにしました。

 今年に入っての更新箇所は以下の2点です。

・2006 2/2
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス 儲け話の解析:儲け話データベース(2)を更新しました。
 「トッパじいの遺言」のジョブごとの評価値についてデータミスがあったため、修正したものです。

・2006 3/8
 研究室…ファイナルファンタジータクティクス イベント進行表一覧に第4章 フィナス河までのデータを追加しました。

 ついでなので、このサイト「真珠星」のこれまでの経緯について。
 もともと、私が「真珠星」を開設したのは 2001年の11月ごろで、最初の目的は自作のアプリケーション Astraeaを公開するためでした。
 私はプレイステーション用のゲーム「ファイナルファンタジータクティクス(FFT)」に 1997年の発売当時からどうしようもないくらいにはまっていて、 いろいろゲームのシステムなんかを分析して遊んでいたのですが、ある時、FFTのバトルフィールドとなる3Dマップを再現するアプリケーションを作ってみようと思い立ち、 Visual Basicで作ったのが Astraeaです。 これは自分が遊ぶために作った単なるおもちゃのようなもので、とてもたくさんの人に楽しんでもらえるようなものではないのですが、 いちおう数回のバージョンアップを重ね、現在公開しているものになりました。
 その後、FFTや他のゲームについてのページをいろいろ追加していってうちのサイトは今のかたちになりました。 今後もしばらくはFFTの解析記事の紹介が主な活動内容になっていくと思います。 また、今まではせいぜい年数回ペースでのサイト更新でしたが、今年は最低でも月1くらい、すこしづつでも新しいページを公開していければと考えています。

 一応の希望というか夢としては、イラストを描いて公開したいとか、ゲーム以外の趣味についてのページも作りたいとか色々考えていることはあるのですが、 どうなることやら……

 ちなみに、サイト名の「真珠星」というのは、おとめ座の1等星スピカの和名からとりました。