・ユニットデータの見方
第1章 魔法都市ガリランドでゲストとして参加するディリータを例として、ユニットデータの見方を説明します。
上段にはユニットのジョブとパラメータが書いてあります。
左はユニットの顔アイコンで、上の行はジョブとレベルです。
イベントバトルの場合、ほとんどのユニットはジョブとともにレベルも決まった値をとります。
一部のユニットは星座や Brave, Faithも固定されているので、それらの情報も書いてあります。
下の行のパラメータは、その条件から計算されたものです。 FFTでは性別・ジョブ・レベルの条件からユニットの各パラメータを計算して求めています。 その値が「基本パラメータ」として書いてあります。 「装備品による補正パラメータ」はユニットに設定された装備品のうち、 アクセサリ以外のものによるHP・MPなどの上昇量を加えたパラメータ値です。 装備品の組み合わせが何通りか用意されている場合は、それぞれについて個別に補正パラメータを書いてあります。 中段は装備しているアイテムとセットしているアビリティです。 ただし、セットしているアビリティについてはメインのアクションアビリティ以外は完全にランダムであることも多く、 その場合は省略しています。 装備品については、1種類に決まっている部分もあれば複数の候補の中からいずれか1つがランダムに選ばれる部分もあります。 また、サポートアビリティで「〜装備可能」をセットしていた場合、ここに挙げたもの以外のアイテムを装備していることもあります。 左の「見1型」というのはユニットの各ジョブのジョブレベルの高さを示した略号です。 FFTでは、登場するユニットごとに、各ジョブのジョブレベルがいくつかなのかが細かく決められています。 この値にランダム要素はなく、また実際に就いているジョブや性別・レベル・星座・Brave・Faith等の影響は一切受けません。 そしてジョブレベルごとに決まったJpが与えられ、そのJpを消費して修得アビリティが決定されます。 ジョブレベルの値の組み合わせはいくつかのパターンに分類できます。 略号と実際のジョブレベルの詳しい組み合わせの対応一覧は下の表で示します。 下段は実際に各ジョブのジョブレベルがいくつなのかと、そのジョブレベルで修得できるアビリティの一覧です。 この表にないアビリティはJp不足で修得することができないので、使用することはありません。 この表はあくまで修得できる可能性のあるアビリティの一覧であり、これらのうちどのアビリティを修得しているかはランダムなので、 かならずしもここに挙げられたアビリティをすべて修得しているわけではありません。 もちろん、ジョブレベルが高いほど与えられるJpも多くなるので、その分多くのアビリティを修得している可能性が高くなります。 また、*印のついているアビリティはそのユニットが必ず修得しているアビリティです。 一番下の表はステータス異常に対する耐性を示したもので、ゲストユニットかボス級のユニットだけに設定されています。 その組み合わせはユニットごとに様々で、数種類のステータス異常のみを無効にする者もいれば、 ほぼ全てのステータス異常に耐性を持つ者もいます。 以下に示すのが、ジョブレベルの高さを示した略号と実際のジョブレベルの詳しい組み合わせの対応一覧表です。 ジョブレベルが (1)となっているのは、Nの値がある値以上だと追加されるジョブです。その値を補足として書いてあります。 よく見ると分かるとおり、各ジョブのジョブレベルの値は、メインとなるジョブにチェンジできるようになるための値をとっています。 例えば「騎N型」の場合、ナイトにジョブチェンジするには見習い戦士のジョブレベルが2必要なので、見習い戦士のジョブレベルは2に設定されています。 そしてNが3以上の場合、つまりナイトのジョブレベルが3以上の場合はモンクへのジョブチェンジ条件を満たすので、モンクのジョブレベル1が与えられます。 もっと上位のジョブの場合も同様で、例えば「算N型」の場合、まず算術士へのジョブチェンジに必要な 白魔道士・黒魔道士のジョブレベルが5、時魔道士・陰陽士のジョブレベルが4与えられます。 この時召喚士・話術士へのジョブチェンジ条件も同時に満たすので、これらのジョブにもジョブレベル1がつきます。 そして白魔道士・黒魔道士へのジョブチェンジ条件となるアイテム士にジョブレベル2が与えられます。
ジョブレベルごとに与えられるJpは次に示す範囲内でランダムで決まります。
大抵の場合、実際に就いているジョブか、その関連のジョブのレベルが高くなるように設定されていますが、
中にはまったく関係のないジョブのレベルが高かったり、
高位のジョブに就いているのに見習い戦士とアイテム士のアビリティしか使えなかったりするユニットもいます。
|