■戦闘「ベッド砂漠」のページへ

 戦闘「ベッド砂漠」 会話集

・戦闘開始時

神殿騎士バルク
「…全部、バラまいたな。
「うむ、なかなかいい風だ。
 これなら半日は滞空しているだろう。
 十分だ。

神殿騎士バルク
「…おやおや、こんなところで
 貴様に出会うとはな。
剣士ラムザ
「神殿騎士団がこんなところで
 何をしているんだ?
「バラまいた…って言っていたな。
 いったい何をバラまいたんだ!?
神殿騎士バルク
「知りたいか…?
「まあ、いいだろう、教えてやる。
 今さら知ったところで
 貴様には何もできないからな。
剣士ラムザ
「言えッ!
 何をバラまいたっていうんだッ!!
神殿騎士バルク
「これさ…!

剣士ラムザ
「…毒かッ!!
神殿騎士バルク
「そうさ。粉末状の毒を北天騎士団の
 陣地に風に乗せて散布したのさ。
「吸引した兵たちは、死にこそしないが
 体調を崩して、
 まともに戦えなくなるだろう!
剣士ラムザ
「ゴルターナ公を勝たせるのが
 教皇の意思ではないはず!
神殿騎士バルク
「そのとおりだ。
「北天騎士団がまともに戦えなくなると
 すれば、南天騎士団はせん滅のために
 ほとんどの兵を要塞から出すはず。
「その隙に、ゴルターナ公と
 オルランドゥ伯を暗殺するのさ。
「もちろん、混乱に乗じてラーグ公を
 討つ手筈も整っている。
「毒による混乱のおかげで
 ラーグ公を暗殺する方が
 簡単だろうな。
剣士ラムザ
「なんてことを…!!
神殿騎士バルク
「喜んだらどうだ?
 戦争は終わるんだぜ!
「これからは、オレたちが
 権力の中枢に立つんだ!
 …民衆もそれを望んでいるぜ!
「貴様のような貴族どもに支配される
 王国なんぞ、もうご免だってな…。
剣士ラムザ
「そんなことはさせない!
 僕が別の方法で戦いを止めてみせる!
神殿騎士バルク
「そう言うと思ったぜ!

・バルクのHP減少後のAT時

神殿騎士バルク
「貴様はこの戦いをやめさせた後、
 どうするつもりなんだ?
「この腐ったイヴァリースを
 どうやって浄化するつもりなんだ?
「貴様だってわかっているはずだ。
 腐った部分を切り捨てない限り、
 同じことの繰り返しだってな。

剣士ラムザ
「切り捨てることが
 唯一の解決策だというのか!
「皆が皆、腐っているわけじゃない!
 そうじゃない人だって
 たくさんいるんだ!
「争いを起こさなくたって
 どこかに解決策があるはずだ!

神殿騎士バルク
「解決策なんぞあるものか!
「貴様たち貴族がいる限り、
 オレたちは“搾取される側”で
 いなけりゃならない!
「だがな、人間が二人いたら
 “対等”なんて関係はないんだ!
 片方は“搾取される側”なんだよ。
「だったら、オレは
 “搾取する側”にまわってやる!
 貴様たちをけ落としてなッ!
「そのくらいの“権利”は
 オレにだってあるだろ?

剣士ラムザ
「それこそ、同じことの
 繰り返しじゃないかッ!
「自分さえよければいいのか?
 いつか、同じような考えの人間に
 滅ぼされることになるぞ!

神殿騎士バルク
「きれいごとばかり言いやがって、
 この偽善者めッ!!

・戦闘終了時

神殿騎士バルク
「くそッ! オレは…こんなところで…
 死ぬ男じゃ…ないはず…だ……

剣士ラムザ
「急がなければ……。