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 『ルカヴィの謎』
 ルカヴィへの変貌を遂げたエルムドア侯爵を破るとともに、弟イズルードの死の真相を知った神殿騎士メリアドールと和解。 これまでの戦闘からルカヴィも死を逃れ得ぬ存在であることを悟る。
 聖石『サジタリウス』を手渡したメリアドールは、別の聖石『カプリコーン』がダイスダーグの手元にあることをラムザに告げた。


神殿騎士メリアドール
「…この聖石にあんな秘密が
 隠されていたなんて…。
「“神器”といっても
 ちょっと変わったクリスタルぐらい
 にしか思っていなかったわ…。
「聖石を集めているのだって、
 “奇跡”を起こすためとは
 考えていなかったもの…。

剣士ラムザ
「きみもイズルードも
 知らされていなかった…。
「ウィーグラフでさえも
 自分がルカヴィになるまで
 知らなかったぐらいだからね。
「…やっぱり、思ったとおりだ。
 教皇の謀略ですらヴォルマルフに
 利用されているんだ。
神殿騎士メリアドール
「…奴らの狙いは何なの?

剣士ラムザ
「そこまではわからない…。
「リオファネス城の一件のように
 その気になれば、ひとつの騎士団を
 せん滅させるほどの力を…
「持っているにも拘わらず、
 その力を表立って
 行使しようとはしない。
「それには何か理由があるはずだ。
神殿騎士メリアドール
「…表立って行使できないだけじゃ
 ないのかしら?
「だって、伝説やおとぎ話に登場する
 ルカヴィはもっともっと凶悪で
 誰も倒すことのできないバケモノよ。
剣士ラムザ
「確かにそのとおりだ…。
「奴らは伝説で語られているような
 “不死身の悪魔”というわけでは
 ないらしい…。
神殿騎士メリアドール
「もともと伝説なんて些細なことが
 思いきり誇張されているものよ。
「ルカヴィも所詮は
 ただのモンスターだったって
 ことじゃないのかしら?
剣士ラムザ
「そうだと、いいんだけど…。

神殿騎士メリアドール
「この聖石を預けるわ。
「その代わりに、私も一緒に行かせて。
 父がどうしてそうなったのか、
 知りたいのよ。
「それに…
剣士ラムザ
「それに?
神殿騎士メリアドール
「それに、聖石『カプリコーン』を
 なぜ、贈ったのか…
「なぜ、ダイスダーグ卿に
 贈ったのか、疑問だわ。
剣士ラムザ
「兄さんに?
 何故だ?