■イベント進行表 第4章へ

 『異形の者たち』
 神殿騎士ヴォルマルフはエルムドア侯爵の居城ランベリー城にいた。 侯爵はヴォルマルフとの会話の中で「“血塗られた聖天使”の復活」という彼らの究極の目的を口にする。 そのために、アルマの身体が必要だというのだ。 そこへ届けられるラムザ到着の報。
 これを迎え討つべく侯爵は階下へと向かった。


エルムドア公爵
「…ベリアスもキュクレインも
 逝ってしまった。
「これで生き残っているのは我々だけ。
 あとは、“狭間”に囚われている
 アドラメレクぐらいか…。

神殿騎士ヴォルマルフ
「アドラメレクのことなら心配するな。
「すぐに“こっち”へ
 喚ばれることになるだろう…。
エルムドア公爵
「相応しい“肉体”が見つかったのか?
神殿騎士ヴォルマルフ
「ああ。
 聖石があの男を選んだのだ。
「かつて“彼ら”が“我々”を
 喚んだのと同じように、“肉体”を
 選ぶのは聖石自身だからな。

エルムドア公爵
「…そうか。
「あとは、あの“究極の力”を持つ
 “血塗られた聖天使”を
 復活させるだけだ…。
「そうすれば、聖石の力を借りなくとも
 …いや、相応しい“肉体”がなくとも
 自由に行き来できるようになる…。
「“聖天使”に相応しい
 “肉体”を見つけたのか?
 …よもや、あの娘ではあるまいな?

神殿騎士ヴォルマルフ
「“聖天使”に相応しい“肉体”は
 ひとつだけ…。
「おそらくあの娘に間違いないだろう。
 あとは、“聖天使”の魂が漂う
 “死都への入口”を見つけるだけ。

セリア
「奴が参りました。

レディ
「城内へおびき寄せましたが
 いかがなさいますか?

エルムドア公爵
「待っていたぞ、ラムザめ。
「リオファネスでの借りを
 返させてもらおうか…。
神殿騎士ヴォルマルフ
「あなどるなよ。ヤツは強い。
 あのベリアスでさえやられたのだ。
エルムドア公爵
「私のことは心配するな、
 ここは任せておくんだな。
「貴公は“死都への入り口”を
 早く見つけるのだ。
神殿騎士ヴォルマルフ
「わかった。
 くれぐれも用心するのだぞ。

エルムドア公爵
「よし、行くぞ!