■イベント進行表 第4章へ
『聖石を持つ男』 |
前線よりゼルテニア城に帰還したオルランドゥ伯をオーランが出迎えた。
オーランは畏国各地でおきた聖石をめぐる一連の事件、そして教会および神殿騎士団の動向を義父に報告する。
懐中から取りだした聖石『リーブラ』を見つめオルランドゥ伯は来るべき戦いを予感する…。
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ゼルテニア城
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占星術師オーラン
「義父上、お帰りなさいませ! |
オルランドゥ伯
「うむ…、元気だったか、オーラン。 |
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占星術師オーラン
「はい、私は大丈夫です。
「前線はいかがですか? |
オルランドゥ伯
「おまえも知ってのとおり、 ひどいものだよ。
「味方が味方の監視をしながらでないと 戦えんほどだ。わしの名も地に 墜ちたものだな、はっはっはっ。 |
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占星術師オーラン
「ご冗談を…。それを言われるなら ゴルターナ公でございましょう。
「義父上がいるからこそ、 他の将軍たちがここにいるのだと 皆、ウワサしております。 |
オルランドゥ伯
「主君に生涯の忠誠を誓い命を捧げる… それがオルランドゥの家訓だ。
「滅多なことを言うものではない。 |
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占星術師オーラン
「すみません。 口が過ぎました。 |
オルランドゥ伯
「まあ、よい。…それよりも 例の件はどうなった? |
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占星術師オーラン
「機工都市ゴーグで聖石らしき クリスタルが発見されたこと、
「亡くなった枢機卿が 五十年戦争末期にゼラモニアの古城で 聖石を発見したことは事実でした。
「また、神殿騎士団が 暗躍しているようですが、 何をしているかまでは不明です。 |
オルランドゥ伯
「ミュロンドへ放った“草”は どうした? |
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占星術師オーラン
「残念ながら…。
「できれば、教皇の謀略の証拠を掴み、 和平への糸口と したいものなのですが…。 |
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オルランドゥ伯
「やつらはいずれ、 これに気付くだろう。
「その時が本当の戦いかもしれぬ…。 |
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