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 戦闘「ライオネル城城内」 会話集

・戦闘開始時

ドラクロワ枢機卿
「ガフガリオンも口ほどにも
 ありませんね…。
「それとも相手が悪かったのですかね?
 さすがベオルブの血を引く者だけの
 ことはありますね。
「それがたとえ
 妾(めかけ)の子だとしてもね…。

ドラクロワ枢機卿
「しかし、これ以上の邪魔は
 遠慮願いたいものですね。
「おとなしく聖石を置いて帰ればよし、
 抵抗するならば
 容赦はしませんよ……。

剣士ラムザ
「オヴェリア様はどこだ?
ドラクロワ枢機卿
「助け出してどうするというのです?
「ベオルブの名を棄て
 独りで戦うおまえに
 いったい何ができるというのです?
「無駄な努力はおよしなさい。
 いかに志が高くとも力を持たない
 者にはなにもできない…。
「おまえは非力な人間なのですよ。
剣士ラムザ
「オヴェリア様はどこなんだッ!!
ドラクロワ枢機卿
「ここにはいませんよ。
 ゼルテニアへ向かいました。
「王女はおまえの助力よりも
 我々の方を選択したのです。
剣士ラムザ
「ウソだッ!!
ドラクロワ枢機卿
「王女は王座につくため
 自分の足で歩き始めたのです。
「自力で王位に就くには
 おまえでは心許ない…。
 我々を選ぶのは当然です。
「どうです? おまえも我々と
 手を組みませんか? 兄たちの鼻を
 あかしてやりたいのでしょう?
「この世界を憂えているのは
 我々も同じ…。
 いかがですか?
剣士ラムザ
「僕は世界を変えたいと
 願っているわけじゃない!
「ただ、一部の人間の思惑のせいで
 人々が苦しみ命を落としていく…。
 それが許せないだけだ。
「世界を変える? そんなことが
 本当にできると思うのか?
 僕はそれほど傲慢じゃないッ!!
ドラクロワ枢機卿
「ホッホッホッホ…。
 聖石を持つ者が何を言う…。
「おまえが手にしたその聖石の力を
 使えば、世界はおろか万物の真理まで
 変えることもできるのですよ。
「口で言ってもわかりませんか。ならば
 愚かなおまえにその素晴らしい力を
 見せてあげるとしましょうか…。

不浄王キュクレイン
『クククク…
 どうだ、驚いたか……?
『さあ、この私を楽しませてくれ。
 おまえの悲鳴を、苦痛を、断末魔を
 私に聞かせてくれ…!!

・ラムザのHP減少時

剣士ラムザ
「ばかな!
 これが聖石の力だというのか!?
「邪悪な力を討ち滅ぼすために
 聖石があるのではないのか!?
「しかし、これでは…、
 あの枢機卿は
 “邪悪”そのものだ!!

不浄王キュクレイン
『これが、かつて世界を支配した
 ルカヴィの力なのだよ……!

剣士ラムザ
「ルカヴィだと!?
「おまえはいったい何者だ!
 本物のドラクロワ枢機卿はどこだッ!
 どこへやった!!

不浄王キュクレイン
『クククク…、何を言っている…?
 私がドラクロワだ…!
『いや、ドラクロワであった者と
 言った方がよいかもしれんな…。
『私は聖石の力を使い、
 脆弱な人間を超越したのだよ…。
 私は“神”になったのだ…!!
『我々の邪魔をする愚かな者たちよ…!
 死ぬがいいッ!!

・戦闘終了時

不浄王キュクレイン
『不死身のこの私が敗れるだと…?
 そんなばかなことが……。
『あ、あの方の復活まで……
 死ぬわけには…いかな…い……。