・第2章開始時
『国王の死後』、『ラーグ公とゴルターナ公の確執』、『ゼルテニアで大規模な農民一揆』
『国王の死後』
国王オムドリアIII世亡き後、王妃ルーヴェリアによる政治の私物化が進んでいる。
自分の方針に異を唱える議員は容赦なくその地位を剥奪され、それが元老院の議員であっても同様だ。
王妃に対してその態度を正面から批判していた王太后はブナハンへの蟄居(ちっきょ)を命ぜられ、そのまま帰らぬ人となった。
毒殺されたとの噂もあるが定かではない。 |
『ラーグ公とゴルターナ公の確執』
畏国の覇権をめぐり、王妃の実兄であるラーグ公と亡き国王の従弟にあたるゴルターナ公の間で激しい政治闘争が繰り広げられている。
二人が狙っているのはオリナス王子の後見人、つまり摂政の座である。
王妃はラーグ公を推しているが、王妃に反発する議員や貴族の多くはゴルターナ公の支持にまわっているようだ。
近々、ゴルターナ公が正式に摂政に任命されるとの噂もある。 |
『ゼルテニアで大規模な農民一揆』
ゴルターナ公の所領地、ゼルテニアで大規模な農民一揆が発生した。
原因は昨年の干ばつによる農作物に対する被害が予想以上に大きかったことと、
五十年戦争以後、どんどん高くなる税金に対する不満が一気に吹き出したものといえる。
一揆の裏には“亮目団”と呼ばれる元騎士団が関与しているようで、
鎮圧にあたっているグリムス男爵配下の黒羊騎士団は苦戦を強いられている。 |
・ゼイレキレの滝の戦闘終了後
『国王の死後』、『ラーグ公とゴルターナ公の確執』、『ゼルテニアで大規模な農民一揆』、『王女誘拐』
『王女誘拐』
オーボンヌ修道院に預けられていたオヴェリア王女が何者かに誘拐されるという事件が起きた。
目撃者によると連れ去った騎士の一団は黒獅子の紋章を付けていたことからゴルターナ公配下の南天騎士団の騎士と思われるが、
ゴルターナ公はそれを否定している。
ゴルターナ公は疑いを晴らすために捜索隊を編成したが、ゼルテニア領での反乱鎮圧のために戦力を割くことが難しいようだ。 |
|
・イベント『ドラクロワ枢機卿と聖石』後
『国王の死後』、『ラーグ公とゴルターナ公の確執』、『ゼルテニアで大規模な農民一揆』、『王女誘拐』、
『ゾディアックブレイブの伝説』、『ゾディアックストーン』、『バート商会の黒い噂』
『ゾディアックブレイブの伝説』
イヴァリースが現在のように統一される遥か昔
この地はゼルテニア、フォボハム、ライオネル、ランベリー、ルザリア、ガリオンヌ、ミュロンドの7つの小国に分かれており、
それぞれ自国の版図を広げようといつ終わるともしれない争いを続けていた…。
数百年続いた争いの中、ミュロンドに一人の野心溢れる若き王が誕生した。
若き王はイヴァリース全土を手中に収めるべく大軍を率いて戦ったが勝利への道は険しく厳しかった。
そこで、王は古文書より解読した秘法を用いて魔界より魔神を召喚し、その力を利用しようとした。
しかし、地上に降臨した魔神は王を殺すと世界を滅ぼそうとした…。
次々と悪魔を召喚する魔神に対抗すべく集められた十二人の勇者たちはまたたくまに悪魔たちを倒すと
ついに魔神を魔界へ戻すことに成功した。
このとき、彼らは黄道十二宮の紋章を刻まれたクリスタルを身につけていたことから、
人々は黄道十二宮の勇者、“ゾディアックブレイブ”と呼ぶようになった…。 |
|
『ゾディアックストーン』
神話の時代に創られたといわれるクリスタル。
その表面に黄道十二宮の紋章が刻まれていたことから、“ゾディアックストーン(黄道十二宮の聖石)”と呼ばれている。
聖なる力が封印されているとされ、この石を用いた伝説の勇者たち(ゾディアックブレイブ)は数々の奇跡を行ったといわれる。
最後に歴史に登場したのが聖アジョラの時代で、それ以後、聖石を見た者はいない…。 |
|
『バート商会の黒い噂』
貿易都市ウォージリスを拠点として手広く商売をしている貿易商・バート商会…、
売り上げの一部を孤児院に寄付したり、橋の建設や道路の整備に回したりと地元住民の人気は上々。
だが、良い噂ばかりとは限らない。
裏では阿片の密輸から奴隷の売買まで、金儲けになることなら殺人をも請け負う犯罪組織と語る者も多い。
はたして、どちらの噂が本当なのか? |
|
|