■イベント進行表 第2章へ
『ダイスダーグの奸計』 |
オヴェリアの狂言誘拐に失敗したダイスダーグは、ただちに一行を捕らえ王女以下全員を抹殺するよう、ガフガリオンに再度命令する。無論、実の弟ラムザとて例外ではなかった。
そしてまたオーボンヌ修道院での一件から、ダイスダーグは自分達の計画を妨害する者の存在を知る…。
|
イグーロス城執務室
|
ダイスダーグ卿
「なんとしてでもオヴェリアを 捕らえるのだ。
「むろん、オヴェリアと行動を共にする アグリアスらも同様だ。 捕らえてその場で処分せよ! |
|
剣士ガフガリオン
「ラムザもか? |
ダイスダーグ卿
「ベオルブの名を汚すばかりか 我らの邪魔をする愚かなヤツめ。
「現実世界の厳しさを知るには 丁度よい機会と考え、放っておいたが そこまで愚鈍だとは思わなかったぞ。 |
|
|
剣士ガフガリオン
「正義感の強さは 親父ゆずりってことか? |
ダイスダーグ卿
「父上も甘やかしすぎだ…。
「おとなしく従えばよし、 抵抗するなら、そのときは 仕方ない…。 |
|
|
剣士ガフガリオン
「実の兄とは思えン台詞だな。 胸くそが悪くなるぜ。 |
|
剣士ガフガリオン
「…しかし、ライオネルの 枢機卿が邪魔したらどうする?
「教会がバックについたら ラーグ公といえども うかつには手出しできンぞ。 |
ダイスダーグ卿
「それについては すでに手を打ってある。
「心配するな。 |
|
|
剣士ガフガリオン
「すべて準備が整っているってワケか。 つくづく恐ろしい人だな、アンタは。 |
ダイスダーグ卿
「そう思うなら、少しは言葉を 慎むんだな、ガフガリオン。
「貴公の首など 簡単に切り離すことができるのだぞ。 それを忘れるなよ。 |
|
|
剣士ガフガリオン
「おいおい、よしてくれよ。 オレはアンタの忠実なる僕だぜ。
「かの聖騎士殿のように 頭が固いわけでもない。 それを忘れないでくれよ。 |
ダイスダーグ卿
「ならば、これ以上のヘマを 踏まぬようにするのだな。 |
|
|
剣士ガフガリオン
「それなンだが、オヴェリアの誘拐を どこのどいつに命じたンだ?
「オヴェリアを追いかけるとき ドーターで何者かに襲われたンだぜ。 ありゃ、どういうことだ? |
|
ダイスダーグ卿
「本物の実行犯たちは修道院の近くの 林の中で死体で発見された。
「何者かが、我々の計画をかぎつけて 邪魔をしようとしているようだな…。
「いずれにせよ、オヴェリアがまだ アグリアスの下にいる間は大丈夫。 奪うチャンスはいくらでもある…。 |
|
剣士ガフガリオン
「そう願いたいもンだな。 |
|