■イベント進行表 第2章へ

 『オヴェリア追跡』
 豪雨の中、騎士アグリアスはオヴェリアを取り戻すため、王女を誘拐したゴルターナ軍を追跡することを決意した。ゴルターナ軍の中にジークデン砦で死んだはずの親友、ディリータの姿を見たラムザも追跡に加わった…。


剣士ガフガリオン
「なンだ、ラムザ、
 さらっていった奴を知っているのか?
剣士ラムザ
「…………。

騎士アグリアス
「オヴェリア様を連れているのだ、
 そう遠くへは行けないだろう。
剣士ガフガリオン
「追いかけるつもりか?
騎士アグリアス
「当然だ! このままでは王家に対して
 顔向けができん!
剣士ガフガリオン
「オレたちは手伝わンぞ。
 契約外だからな!
騎士アグリアス
「正式な騎士でもない輩の手助けなど
 こちらから断る!
「自分の失敗は自分の力で補うのが
 騎士というもの。
 これは我々護衛隊の役目だ!
「行くぞ、ラヴィアン、アリシア!

騎士アグリアス
「大丈夫ですか、シモン殿!
神学者シモン
「…姫は、姫はどうなされた?

騎士アグリアス
「申し訳ございませぬ。
 オヴェリア様は必ず私が…!
神学者シモン
「い、いかん…、
 それでは…アグリアス殿が……。
騎士アグリアス
「心配召されるな。騎士の名誉にかけて
 お助けすることを誓いますッ!

剣士ラムザ
「僕も、僕も行きます!
 足手まといにはなりません!

剣士ガフガリオン
「何を言ってンだ!
 オレたちには関係ねぇことなンだぞ!

剣士ラムザ
「確かめなきゃいけないんだ!
 この目で確かめなきゃいけないんだ!

剣士ガフガリオン
「…さっきの小僧か?

剣士ガフガリオン
「チッ、仕方ねぇなぁ。
 どうなっても知らンぞ、オレは…!


利用する者される者
CHAPTER 2 THE MANIPULATOR & THE SUBSERVIENT