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 『剣士アルガスとの出会い』
 マンダリア平原で骸旅団に襲われている剣士を救出した。彼の名はアルガス。アルガスはランベリーの領主・エルムドア侯爵の近衛騎士団の一員で、イグーロスへ向かう途中に襲撃を受けたらしい。侯爵は誘拐され、近衛騎士団はアルガス一人を残して全滅してしまった。アルガスは侯爵救出のため北天騎士団の助力を懇願した…。


剣士アルガス
「オレはアルガス…。
 ランベリー近衛騎士団の騎士…だ。

剣士ディリータ
「騎士…?

剣士アルガス
「…いや、騎士見習いさ。なんだよ、
 おまえらだって一緒じゃねぇか。

剣士ラムザ
「僕はラムザ・ベオルブ。
 こっちは親友のディリータだ。

剣士アルガス
「ベオルブって……
 あの北天騎士団のベオルブ家か?
「そいつはすごい!
 なんてラッキーなんだ、オレは。
剣士ラムザ
「???

剣士アルガス
「お願いだ、侯爵様を助けるため
 北天騎士団の力を貸してくれ!
剣士ディリータ
「どういうことだ?
剣士アルガス
「侯爵様はまだ生きている!
 やつらに誘拐されたんだ!
「早く手を打たないと
 侯爵様がやつらに殺されちまう!
 そうなったら、オレはいったい…。

剣士アルガス
「だから、頼む! 手を貸してくれ!
 お願いだ!!

剣士ディリータ
「まあ、落ちつけよ。
 死ぬと決まったわけじゃないだろ?
「骸旅団だって、誘拐したからには
 何か狙いがあるはずだ。
 何かの要求があったかもな。
剣士ラムザ
「それに僕らだけじゃ
 どうしようもないよ。
「だいたい、エルムドア候が
 誘拐されたんだ。イグーロスじゃ
 今頃、大騒ぎだよ。きっと。
剣士ディリータ
「まずは、イグーロスへ行き
 報告するのが先決だ。

剣士アルガス
「わかった。そうしよう。