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 戦闘「イグーロス城城内」 会話集

・戦闘開始時

ダイスダーグ卿
「気でも狂ったのか、ザルバッグ!
 いったい何のまねだッ!!
聖騎士ザルバッグ
「兄上ッ、兄上はそれでも
 ベオルブの名を継ぐ者かッ!
ダイスダーグ卿
「ラーグ公のことを言っているのか?
 私が討たなくとも死んでいたよ!
「考えてもみろ?
 他人の力を借りなければ
 戦うことのできない奴だったのだ!
「そうした奴が
 戦争を始めたこと自体が
 大きな間違いだったのだッ!!
聖騎士ザルバッグ
「主君殺しも恥だが、
 私が許せないのは父上のことだッ!
「何故、父上を…
 父上を暗殺するような卑劣なマネを
 したのだッ!!
ダイスダーグ卿
「何のことだ?
 私は知らん! 知らんぞ!!
聖騎士ザルバッグ
「ラーグ公の最期の言葉…、
 聞き違いかと思ったが……!!
「何故だッ、兄上ッ!!
 何故、父上を殺したッ!!

北天騎士団騎士
「ダイスダーグ様ッ!!

ダイスダーグ卿
「ザルバッグが乱心したッ!!

ダイスダーグ卿
「ザルバッグを捕らえよ!
聖騎士ザルバッグ
「兄上ーッ!!

剣士ラムザ
「ザルバッグ兄さんッ!

・ザルバッグのAT時

聖騎士ザルバッグ
「ラムザ! おまえの
 言っていたことは本当だった!!
「兄上はおのれの野心のために
 戦争を引き起こし、さらには
 ラーグ公をも謀殺したッ!!
「ベオルブの名を汚し
 地に貶めるその行為、
 許すわけにはいかんッ!!

剣士ラムザ
「ザルバッグ兄さんッ!

・ダイスダーグのAT時

ダイスダーグ卿
「愚か者どもめ! 何故、私に従わん!
 何故、私に逆らうのだ!
「力を持つ者が持たざる者を
 支配するのは当たり前!
 それは持つ者の責任なのだ!!
「かつて力を有していた王家も
 今では堕ちるところまで
 堕ちてしまった!
「力を持つ我々が王家に取って
 代るのも当然のことではないか!!
 それが正しい力の使い方だ!!
「何故、それを理解せん!!

聖騎士ザルバッグ
「兄上は“正義”という心を
 持っていないのか!!
「ベオルブは正義のために剣を振るう
 者にのみ与えられる勇者の称号!
 兄上にはその資格がないッ!!

ダイスダーグ卿
「“正義”だと? そんな言葉、
 口に出すのも恥ずかしいわッ!!
「そんな綺麗事で民を治めることなど
 できるものかッ!!
「おまえがそうやって剣を振れるのは
 誰のおかげだと思っている!?
 英雄と呼ばれるのは誰のおかげだ!
「すべてこの私だ!
 この私が手を汚しているおかげで、
 おまえはその立場にいられるのだ!
「感謝されることはあっても
 おまえに恨み言を言われる
 筋合いなどないわッ!!


・ダイスダーグが戦闘不能になった時

ダイスダーグ卿
「そ…、そんな……
 おまえたちが邪魔さえしなければ…
「このイヴァリースは……
 ベオルブ家の……ものに……
 なったのだ…ぞ……
「愚か者ども…め……

憤怒の霊帝アドラメレク
『ククク…、そういうことか……
 そういうことだったのか……

憤怒の霊帝アドラメレク
『愚かな弟よ……。
 冥途のみやげに教えてやろう…。
『そうだ……。
 バルバネスはこの私が殺した…。
 私が殺したのだよ……。
『せっかく、ベオルブが君臨する
 チャンスがやってきたというのに、
 あの戦争バカめ……。
『だから、殺してやったのさ……。
 クククク…、どんな剣の達人でも
 毒には勝てんというわけだ……。

憤怒の霊帝アドラメレク
『今度はおまえの番だ……。
 逆らったことを後悔するがいい…!!

・戦闘終了時

憤怒の霊帝アドラメレク
『くそッ!!
 まだ…不完全だったか…。
『“血塗られた聖天使”さえ…
 いれば…こんなことには……
 ならなかった………

剣士ラムザ
「ベオルブ家も、もうおしまいだ…。
「いや…、
 家なんか関係ない…。
「大切なのは、どう生きるかなんだ…。

剣士ラムザ
「アルマ…。
「アルマを助けなければ…!!