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 戦闘「リオファネス城屋上」 会話集

・戦闘開始時

バリンテン大公
「この痴れ者め!
 恩を仇で返すとはこのことだッ!
「おまえが生きていられるのは
 誰のおかげだと思う!
 わしだ、わしのおかげだ!
「わしがおまえをあのガレキの山から
 救い出したのだッ!
 その恩を忘れたかッ!
天道士ラファ
「恩を仇で返すだって?
 村を焼いたのはおまえではないか!
「父さんや母さんを殺したのは
 バリンテン…、おまえだ!
「恩を仇で返す?
 違う…、これは正当な復讐だ!

バリンテン大公
「復讐だと?
 おまえにわしを殺せるのか?
「わしはおまえの父親だぞ?
 おまえを育てたのはこのわしだ!
 その父を殺そうというのか?
「さあ、殺してみるがいい!

バリンテン大公
「ククク…、殺せはしまい…。
 何故、殺せないかわかるか?
「それはおまえの身体が
 覚えているのだ…。
 恐怖をな…。
「だが、安心しろ…、
 次第に恐怖が恐怖でなくなるよ。
 クックックック。
天冥士マラーク
「その話は本当なのかッ!!
 

天冥士マラーク
「…今の話は本当なのか?
 

バリンテン大公
「おまえまでわしに刃向かおうと
 いうのか…?
「なんと恩知らずな奴らなのだ!
天道士ラファ
「殺してやるーッ!!

天冥士マラーク
「やめろ! ラファ!!

天道士ラファ
「兄さんッ!!

天道士ラファ
「兄さん! しっかりして!
 兄さんーッ!!

剣士ラムザ
「ラファ! マラーク!!

バリンテン大公
「おまえがラムザか。
 …動くなよ。
「さあ、ラファ、
 マラークを助けたかったら
 聖石をこちらへ持ってこい。
「マラークが持っているはずだ。
 探して持ってくるんだ!

バリンテン大公
「そうだ、それを持ってくるんだ!
「早くしろ!
 
             ………!!

バリンテン大公
「グァッ!!

低い声の男
「…その聖石をこちらに
 渡してもらえないかな?
剣士ラムザ
「あ、あなたは…、エルムドア侯爵…。
 なぜ、こんなところに…?

エルムドア侯爵
「そうではない…。
 こちらに渡すんだ……。

剣士ラムザ
「ラファ! 気をつけろッ!!
 そいつらは人間じゃないッ!!

エルムドア侯爵
「…きみが異端者ラムザか。
「…きみに礼を言っていなかったな。
 いつぞやは世話になった。
 ありがとう…。
「私はヴォルマルフのように
 手荒なマネをしたくはないのだよ。
 その辺りをわかって欲しい…。
「さあ、おとなしく聖石を
 渡してもらおうか?
「そうしてくれたなら、ヴォルマルフに
 彼が連れ去ったきみの妹を
 返してくれるよう頼んであげよう。
剣士ラムザ
「アルマを!?
 どこだ、返せッ!!
エルムドア侯爵
「私の話を聞いていないのか?
 まずは聖石が先だよ…。

剣士ラムザ
「……だめだ、渡してはならない。
エルムドア侯爵
「妹を見殺しにするのかね?
「きみは妹を助けるために
 危険を承知でこの城へ乗り込んで
 来たのではなかったのかな…?
剣士ラムザ
「……………。
エルムドア侯爵
「いいだろう…。手荒なマネを
 したくはなかったのだが。
「セリア、レディ、行くぞ…!
 聖石はそこの娘が持っている…。
 聖石を取り戻すのだ…!

・ラファが戦闘不能になった時

天道士ラファ
「兄さん……、マラーク兄さん……。

剣士ラムザ
「ラファーッ!!

・エルムドア撤退時

エルムドア侯爵
「…なるほど、キュクレインや
 ベリアスがやられるわけだ…。
「セリア、レディ、
 今夜は引き上げるぞ!
「異端者ラムザよ、
 我が聖石が欲しくば、
 ランベリー城へ来るがいい!
「待ってるぞ…!

天道士ラファ
「兄さん……。