■イベント進行表 第3章へ

 『偽らざる心』
 リオファネス城内にアルマの姿はなく、惨劇の執務室には聖石『パイシーズ』だけが残されていた。 「聖石の力は、それを使う者の心次第…」マラークがつぶやく。 拾い上げた聖石を握りしめ、ラムザは妹アルマを想う。
 畏国全土に拡大した戦線は新たな局面を迎えようとしていた…。



天冥士マラーク
『誰かに喚ばれたんだ…。
 わからない、聞いたこともない
 声だったよ…。

『正しき心を持つ者のもとへ戻れ…、
 その声はそう言ってた……。


剣士ラムザ
「聖石がこんなところに……?


剣士ラムザ
『聖石は神が創ったものではなく
 もっと邪悪な…、そう…、
 ルカヴィがこの世界へ出現するために
 創ったものだと思っていた…。

天冥士マラーク
『誰が創ったのか知らないが
 要は
 “使う側”の問題ということか…。


剣士ラムザ
「アルマ……。




膠着状態に業をにやした北天騎士団は
拡大した前線に配置された
騎士団をも動員して
ベスラ要塞の攻略を
実行しようとしていた…。