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 『占星術士オーランとの出会い』
 王都ルザリアへの途上、炭鉱都市ゴルランドで盗賊に襲われていた一人の若者を救出した。オーラン・デュライと名乗ったその占星術士はなぜかラムザ・ベオルブの名に反応する。
 同行の申し出を丁重に辞退したオーランは、再びの出会いを匂わせ去っていった。


剣士ラムザ
「大丈夫かい?
占星術士オーラン
「ありがとう。
 きみたちのおかげで助かったよ。
「オレの名はオーラン、
オーラン・デュライだ。
 きみは?
剣士ラムザ
「ラムザ・ベオルブだ。
占星術士オーラン
「!!

剣士ラムザ
「どうかしたかい?
占星術士オーラン
「いや、なんでもない。
 気にしないでくれ。
「それより、きみたちは
 これからどこへ行くんだい?
剣士ラムザ
「王都ルザリアだ。…きみも王都かい?
 よかったら僕らが一緒に行くけど?
占星術士オーラン
「それは残念、逆方向なんだ。
 気持ちだけもらっておくよ。
剣士ラムザ
「そうか…。
 じゃ、気をつけて。
占星術士オーラン
「ああ、そっちこそ。

占星術士オーラン
「機会があったら、また会おう。
 それまで死ぬなよ。
剣士ラムザ
「あ、ああ…。