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 『エルムドア侯爵救出』
 “砂ネズミの穴ぐら”の襲撃に成功。侯爵を救出するべく、廃屋を探索。そこで思いがけない光景を目にした。それはギュスタヴの侯爵誘拐を阻止しようとするウィーグラフの姿であった。ウィーグラフを批判するギュスタヴは、死闘の末、命を落とした。ウィーグラフは侯爵をそのままにして、何処かへと去っていった…。


騎士ウィーグラフ
「どうだ、ギュスタヴ、
 いい加減に観念したらどうだ?
騎士ギュスタヴ
「…貴様の革命など
 うまくいくものかッ!!
「オレたちに必要なのは思想じゃない。
 食いものや寝るところなんだッ!
 それも今すぐになッ!!
騎士ウィーグラフ
「おまえは目先のことしか見ていない。
 重要なのは根本を正すことだ!
騎士ギュスタヴ
「…貴様にそれができるというのか?
「無理だよ、ウィーグラフ。
 貴様には絶対にできないッ!

騎士ウィーグラフ
「言いたいことはそれだけか?
「ギュスタヴ、おわかれだ。

騎士ギュスタヴ
「うあ……う………。

剣士ラムザ
「ウィーグラフ!!

剣士アルガス
「侯爵様ッ!!

騎士ウィーグラフ
「動くなッ!

剣士アルガス
「貴様ッ!!!

剣士ディリータ
「よせッ、アルガス。

騎士ウィーグラフ
「侯爵殿は無事だ。
 イグーロスへ連れて帰るといい。

剣士ラムザ
「…どういうことだ?
騎士ウィーグラフ
「侯爵殿の誘拐は我々の本意ではない。
 我々は卑怯な手段は使わないのだ。
「…このまま私を行かせてくれたら
 侯爵殿をお返しするが、どうかね?

剣士アルガス
「ふざけるなッ!
 オレたちにかなうとでも思うのかッ!

剣士ディリータ
「よせッ、アルガス。
 彼は本気だ!

エルムドア侯爵
「う…うう……。

剣士ディリータ
「行かせるんだ、アルガスッ!!
剣士アルガス
「なぜ止めるッ!
剣士ディリータ
「放っておいても骸旅団は全滅する!
 わざわざ危険を冒す必要はないッ!
剣士アルガス
「…ぐッ!!

剣士ラムザ
「大丈夫。弱っているだけで
 特に外傷はない。

剣士ディリータ
「イグーロスへ戻ろう…。